暑さはどう越す?野菜などの植物と日差し・水の関係

家庭菜園でせっかく育てた野菜が枯れないために

最近の異常気象による不安定な天候で、暑さも続き、人も植物も我慢の限界ですよね。少しお家を空けたりしたら、植物がしおれたり、枯れたりしてがっかり。こんな経験はありませんか?せっかく育てた野菜などの植物が、収穫や花が咲くなどの楽しみの前にさようならになってしまったら、こんなに悲しいことはありませんよね。

――どうすれば良かった?

katei3

そんな時は事前にできることをして、植物を守ってあげましょう。ただ今、“rassic農園企画に挑戦中”の私のように、収穫の前に泣くことのないように、東京都青梅市の野菜苗を育てている造園業「㈲榎戸園」さんから学びましょう!

まずは日の当たり具合をチェック!

植物は光合成のために、日光がたくさん必要だと思っていませんか?また、植物は暑くても育つと思っていませんか?夏の野菜や花でも西日のガンガン当たるベランダは過酷な環境で、葉が焼けたりなどの障害が出てくることがあり、対策が必要です。ちなみに、西日に強い植物はほとんどなく、葉の薄いレタスなどは特に西日に弱いのです。

ここで覚えておいてほしいのが、植物には東からのお日さまが良いこと。朝日はキツくなく、西日のお日さまがキツいのはご存知の通りです。「植物に太陽はどんな当たり方をしているのかな?」と日差しを確認し、強すぎる場合は日除けや場所替えをして対応しましょう。

植える前に考えよう!植木鉢と植木鉢を置く地面の状態

katei1

人間も暑いと喉が渇くように、植物も水を欲しますが、日中の暑い時間に水やりをするとどうなるか分かりますか?水は、お湯のようになり、根っこが湯だった状態になります。そして、鉢の中で根腐れを起こすのです。日中に水が残らないように、暑さを避けた朝か夕方に水やりをしましょう!

植木鉢はどんなものを使用していますか?実は、プラスチック、ブリキなどは鉢の中に熱がこもりやすく根っこがダメージを受けるのです。
夏場におすすめなのが、素焼きの植木鉢です。素焼きの素材だと、植木鉢自体が水分を吸ってくれて、温度があがりにくく、断熱の効果が期待できます。

katei2

また、地面からの照り返しも考えましょう。ベランダは触れられないほど熱くなっていますよね。熱すぎると植物も辛いので、下に何かを置いてあげると熱さが和らぎます。人工芝やすのこ、レンガでの鉢の底上げだけでも違います。鉢の下に空間を作ると、害虫が入りにくいというメリットもあるそうです。

人間も同様、植物にも過酷な「暑さ」。大事な植物のために、ひと工夫してあげてくださいね。
最後に、rassic農園企画第2弾「身近にあるペットボトルで野菜づくり」の経過報告ですが、順調に育ち、何回も収穫しています。皆さんも、一緒に身近にみどりのある生活を楽しみましょう♪いのちを自然環境で育てることは、子どもの学びにもすごく良いと思います。

kateisaien

写真・文: 松田悠/地域環境学習コーディネーター

みょうがを食べすぎると馬鹿になる?

みょうがは、しょうがの仲間

昔からの言い伝えで、タイトルのような「みょうがを食べすぎると馬鹿になる」という言葉がありますが、これはみょうがおいしすぎるから食べ過ぎ注意だということかな?と勝手な解釈をしています。それくらい薬味としては万能ではないでしょうか?

みょうが

独特の風味がありますが、しょうがの仲間で香味野菜です。
「しょうがの仲間だから、食べると身体の芯からあったまるんですよ。」
と教えてくれたのは森の演出家の土屋一昭さん。青梅市で築150年の古民家を拠点に自然ガイドをおこなう自然の達人です。山道を歩けば、食べられるか食べられないかが分かる野生児。みょうがについて、いろいろと教えていただきました。

みょうがの魅力

みょうがは土屋さんの古民家の日陰部分にたくさんありました。みょうがは、根っこで増える野菜で、増殖しやすい特徴があるそうです。
みょうがを食べると、
・身体があったまり血のめぐりが良くなるので、発汗により解毒効果へ。
・香りによるリラックス効果。ひのきと同じリラックス効果があるそう。
・辛み成分が脳に良い刺激を与える。
ということは夏バテにぴったり!

夏みょうがと秋みょうがの違い

みょうがのレシピ

みょうがは夏バテにぴったりなのですが、夏みょうがと秋みょうががあり、春もとれてそして多年草だそうです。時期が長く、万能ですばらしい食材ですね。夏みょうがの特徴は7~8月に採れ、水分が少ないのが特徴。秋みょうがは9~10月に採れ、水分が多く粒も大きいのが特徴。色や香りも1番良いそう。暑さのあとなので、水分が多くなるそうです。そして春収穫のものは、秋の芯から出てきたものを収穫。1年中楽しめるみょうがですが、これからの時期が旬。ぜひ夏バテ防止にもあるので、食事にとりいれましょう!

調理師でもある土屋さんのおすすめのみょうがの食べ方もご紹介します。他の野菜との組み合わせも大事なようです。

みょうがの生産者

写真・文: 松田悠/地域環境学習コーディネーター

じゃがいもに含まれている栄養とは?

じゃがいもの旬は年に2回!

秋のじゃがいも

農作物は1年に1回旬を迎えるものが多いですが、じゃがいもはこれには当てはまりません。じゃがいもの旬は1年に2回あります。じゃがいもの旬は新じゃがが出回る春の時期と、秋の時期にあり、1年に2回それぞれの時期ならではのじゃがいもが味わえるのです。

春に旬を迎え、新じゃがと呼ばれているじゃがいもは皮が薄く、みずみずしいのが特徴で、丸ごと食べられるようなお料理に使われることが多いです。一方、秋に旬を迎えるじゃがいもは、新じゃがに比べると皮は厚めで、ホクホクとした食感が楽しめます。

9月から11月が秋のじゃがいもの旬

新じゃがとじゃがいもの違い

秋のじゃがいもの旬の時期は9月から11月ごろになります。じゃがいもが収穫できるようになるのは、植えてからだいたい3か月後ぐらいになるので、新じゃがの時期が終わったぐらいから、秋のじゃがいもの収穫に向けての栽培がはじまるようです。秋に旬を迎えるじゃがいもは、新じゃがに比べると、長期保存に向いています。新じゃがの特徴であるみずみずしさは水分量が多く含まれているからですが、その水分量の多さから新じゃがは長期保存には向いていません。その点、秋に旬を迎えるじゃがいもは、新じゃがよりも水分量は少ないので長期保存にも向いています。

じゃがいもに含まれている栄養素とは?

じゃがいもの栄養分

じゃがいもは世界では主食としている地域もあるほど、広く人々に親しまれていますが、じゃがいもにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?

じゃがいもの大きな特徴としては、熱に強いビタミンCが含まれている点。ビタミンCは熱に弱いので、加熱をするとほとんど失われてしまいますが、実はじゃがいもに含まれるビタミンCは、加熱をしても失われないという特徴があります。じゃがいものビタミンCが加熱に強いのは、じゃがいもに含まれるでんぷんのおかげです。でんぷんには加熱でビタミンCが失われないように、ビタミンCを包み込む働きがあるそうです。他にもじゃがいもにはカリウムやビタミンB、食物繊維などが含まれています。蒸したり焼いたり揚げたりと、いろんな形で味わえるじゃがいも。お気に入りの料理法で旬のじゃがいもを堪能してください!

 

新人参と人参の違いってなに?新○○という野菜の秘密

人参が1年を通じて店頭に置いてあるワケ

1年を通じてスーパーや八百屋さんで目にすることができる人参。1年中目にすることができるので、旬の時期はあまりピンとこないかもしれませんが、人参にも旬はあります。本来、人参の旬の時期は11月~12月と言われています。今は1年を通して産地を変えながら栽培されていますし、気候に応じた品種も栽培されているので、人参は1年を通じて目にすることができるというワケなのです。

新人参と人参の違い

新人参と人参は違うの?春になると登場する「新人参」

今日本で一般的に目にする機会が多い人参の種類は「向陽2号」というもの。これは江戸時代後期に入ってきた西洋種の短根系の人参を品種改良していった人参で、やわらかく、くせが少なく、甘みが強いのが特徴です。

春になると登場する“新人参”もこの種類のものです。
新人参は春のはじめに収穫される人参で、寒い冬を越えて育ってきているので、普通の人参よりもさらにやわらかく、甘みもあり、みずみずしいのが特徴です。よく“新○○”と呼ばれる根菜類を春になると見かける機会が増えますよね? “新○○”と呼ばれる根菜類は、その年の春いちばんに収穫された根菜類のことや、収穫後、乾燥や貯蔵をされずにすぐに出荷された根菜類のことをそう呼ぶようです。

新人参も春いちばんに収穫されてから、乾燥や貯蔵をされずにすぐ出荷されたものなので、畑から採れたてのとっても新鮮な人参が“新人参”なのです。

新人参は新鮮だけどデリケート、保存する時には注意が必要!

普通の人参は保存期間が比較的長く、購入後もしばらく保存ができますが、新人参の場合はそこまで日持ちがしないので気を付けなくてはいけません。その理由は、新人参は普通の人参よりも水分がたっぷり含まれているからです。新人参が手に入ったら、まずは水気をよく拭きましょう。新人参は太陽や風にあたるとしおれてしまうので、新聞紙などにくるんで、冷蔵庫や冷暗所などの涼しい場所で保存するようにします。そしてできるだけ早めにいただくようにしましょう。

普通の人参も美味しいけれど、さらにやわらかく、甘く、みずみずしさのある新人参は春にしか味わえません。この時期だからこその味わいを、堪能してみてはいかがでしょうか。

みかんのお味噌汁にチャレンジ!

みかんを使った冬の健康新提案

mikannokawa

寒くなってきて、こたつでみかんが似合う季節がやってきました。普通に食べても美味しいですが、あったか美味しい「みかんのお味噌汁」をご紹介します。みかんを味噌汁にするなんて….ご不安に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ご安心ください。ちゃんと美味しく仕上げますよ~。

みかんを使ったお味噌汁の作り方

みかんを使ったお味噌汁の材料

みかん 1個
だし汁 500cc
味噌 40g(お好みやお味噌の種類で加減してください)
白菜 3枚
しめじ 50g
ねぎ 少々

みかんを使ったお味噌汁の作り方

1.みかんの皮をみかん半分そぎ切りにします。このときできるだけ、白い部分を切らないように皮の表面だけをそぎます。そぎ終わったら半分に切って、絞ってジュースに。そいだ皮は細くきざみます。

2.白菜・シメジを食べやすい大きさに切り、だし汁で煮ます。

3.野菜に火が通ったら、お味噌と1で作ったみかんジュースを入れて一煮立ち。ネギとミカンの皮をちらしてできあがり。

みかんのお味噌汁

陳皮とはみかんの皮のこと

みかんもゆずやかぼすなどと一緒の柑橘類なので、甘みよりもほのかな酸味と香りを楽しむ一品です。皮を利用する場合は、ワックスがけされているものもあるので、しっかりと洗ってから使ってください。みかんの果汁にはビタミンや抗酸化作用や骨を強くするカロチノイドなどが含まれてます。また、みかんの皮はポリフェノーが多く含まれ、“陳皮”という名で漢方薬になっているほど、栄養価が高く、体を温めたり、風邪予防、発熱時の解熱作用などの効果が期待できます。風邪が流行る季節にもぴったりですね。

みかんのお味噌汁を作る中で、使わなかった皮もそいでおいて、ざるに乗せて乾燥させ、蜂蜜と合わせてホット陳皮茶などにしても。冬でしたら室内においておくだけで乾燥します。

しぼって残った袋にも粘膜などを強くするペクチノイドがたくさん含まれているので、私は捨てずに食べちゃいます。冬にぴったりな栄養素を含むみかんを余すところなく使ったみかんのお味噌汁。ぜひご家庭の定番メニューに加えてくださいね。

かぼす活用術、造園業を営む榎戸さんに学ぶ

かぼすとすだちの違い

さんまには「すだち」という方は多いかもしれませんが、「かぼす」も今が旬。常備調味料などに活用しやすいかぼすと、すだちの違いはどこにあるのでしょうか?
かぼすとすだちの違いはまずは大きさ。すだちの方が小さめで、かぼすの方が大きめです。香りにも違いがあり、フレッシュな香りのすだちに対してまろやかな酸味なのがかぼすの特徴です。今回はかぼすを毎日見守っている榎戸さんから教わります。

かぼすとすだちの違い

かぼすの名前の由来は「蚊を滅ぼす」

かぼすの名前の由来は「蚊を滅ぼす」からきています。昔は皮をいぶして蚊取り線香にも使用されていました。かぼすは高酸かんきつ物で、クエン酸の含有率が高く甘味があるものと合わせて摂ると疲労回復やエネルギー源になりやすいという特徴があります。DHAとの相性もいいので、魚を食べるときに絞ってかけている人が多いのもそのため。かぼすの花は白色で、においの素は皮に含まれている油なのだそうです。皮に切り込みをいれると、油がぎゅっと出てきてすごく良い香りがします。

絞り方のポイント!
油が皮から出てくるので、皮を下にして絞るとより果汁に香りが入ります。

かぼすは青いうちに収穫して風味を楽しみます。旬の時期を過ぎると果汁から酸味がなくなり、皮も緑から黄色へ変化していきます。実の部分は緑からオレンジになるそうなので、みかんと似た味になるのかと思いましたが全然おいしくないそうです。

香り豊かなかぼすで手作りポン酢

かぼすの特徴

お酢のかわりにかぼすを酢飯に入れると香りが豊かになり、お酢ほど酸味がきつくないのでいつもと違う変わり酢飯としての楽しみ方や、すだちよりまろやかな酸味のため、酢との相性がとても良くかぼすでつくるポン酢がおすすめと榎戸さん。さっそくおすすめのレシピを教えていただきましたのでご紹介します。

かぼすポン酢の材料
・かぼすのしぼり汁3個分
・しょうゆ・酢・うすくち醤油はしぼり汁と同量入れる
・酒大さじ1
・みりん大さじ1
・コンブ5cm位

材料を全て瓶などに入れて冷蔵庫で保存します。湯豆腐や温野菜などが多くなるこれからの季節に大活躍してくれるそうです。秋の味覚と、かぼすの組合せを是非楽しんでくださいね!私はいただいたかぼすをドレッシングにしたり、無糖の炭酸ソーダに絞って飲んだりしました。とってもすっきりしていておいしかったです。レモンよりも酸っぱすぎず、それでいて香り高いので、酸っぱさが苦手な方にかぼすは本当におすすめです。

榎戸園

榎戸園にはかぼすが大量に実っています。日々のお手入れをかかさないことで木が熟成していて、樹木としてしっかりしているから実付きもよく、造園業を営む榎戸さんが育てるかぼすはおすすめです。他にも新生姜なども育てているそうですので、次回は東京都青梅市の榎戸園さんの魅力とともにお伝えしたいと思います

写真・文: 松田悠/地域環境学習コーディネーター

余った冷ご飯を使って!カルボナーラリゾット

余ったご飯、なんとかしたい!

ご飯を炊いてしまったあとに、旦那さんや子ども達から「夕飯いらない」の連絡。そして余ったご飯を見てため息・・・。そんな経験ありませんか?最近、冷えたご飯はダイエットにいい、という話が話題になりましたね。敢えて冷ご飯を食べている方も居るかもしれません。しかし、冷えたご飯をもう一度美味しく食べたい!そう思っている方もまだまだ多いはず。定番のお茶漬けもいいですが、たまには変り種の「カルボナーラリゾット」はいかがですか?生クリームを使わないでカルボナーラの味を再現しちゃいます。

作り方カルボナーラリゾット

生クリームの代わりに「牛乳とバター」でコクを

材料

お茶碗2杯分(約300g)
水200cc
白ワイン(日本酒OK)50cc
コンソメ1個
バター10g
ベーコンまたはソーセージなど お好みで
牛乳100cc
卵黄 一個
粉チーズ
塩・胡椒 適量

作り方

お米のレイシぴ

① フライパンにご飯を入れます。

残ったご飯で節約レシピ

② 水と白ワイン、コンソメを入れて中火にかけながらほぐします。

残ったご飯で節約レシピ

③ ベーコンまたはソーセージを入れます。

節約レシピ

④ 火が通ったら牛乳、バター、粉チーズ、塩コショウをいれて味を整えます。

残りものレシピ

⑤ 火を止めて、卵黄を入れてかきまぜて完成です。

おいしい冷ご飯の肝は「水分量」と「時間」

ご紹介した、「冷ご飯を使ったカルボナーラリゾット」ですが、他にも冷ご飯を使ったリメイク冷ご飯、たくさんありますよね。そもそも、元になる「冷ご飯」、みなさんどうやって作っていますか?水分が飛んでしまってパサパサになってしまったり、べちょべちょになってしまったり、なかなか難しいですよね。温かいまま冷蔵庫に入れると電気代が上がってしまうという難点も。大事なのは「水分量」と「時間」です。
まず、ジャーから容器に入れるか、サランラップに包みます。この時、完全に閉じてしまうとべちょべちょになる可能性があります。少しだけ蓋は開けておきます。
人肌くらいまで冷めたら、すぐに蓋をして冷蔵庫か冷凍庫へ。しかし冬場はすぐ冷えますが、夏場はそのままだと傷むのが心配です。保冷材などを周りに置くなどして冷やしてあげると効果的です。いかがでしたか?是非美味しい冷ごはんを使って、「カルボナーラリゾット」を作ってみてくださいね!

残り物ごはんのレシピ

夏デザート!甘夏で涼しげ「デトックスウォーター」づくり

甘夏と夏みかん、なにが違うの?

「夏みかん」はミカン科に属する常緑果樹で、正式名称を「夏橙(なつだいだい)」といいます。夏期に食されるので、一般の温州みかんと区別して「夏みかん」と呼ばれています。江戸時代に山口県長門市仙崎大日比(青海島)に漂着した南方系の柑橘の種を育成したものが起源とされています。明治初年に萩市で経済栽培され、萩の夏みかんとして全国に出荷されました。「甘夏」は「夏みかん」の枝変わりとして誕生した品種で、品種名は「川の夏橙(かわのなつだいだい)」といいます。1935年頃に大分県津久見市の川野豊氏の農園で発見され、1950年に品種登録されたもので、夏みかんに比べると、少し小さくつやがあり、酸味が少なく早くから食べられるのが特徴です。香りがよく、さわやかな甘酸っぱさが楽しめます。

今話題の「デトックスウォーター」とは

甘夏

そんな、「甘夏」を丸ごと使って、今話題の「デトックスウォーター」をつくってみるのはいかがでしょうか。
「デトックスウォーター」とは、毎日飲んでいるお水や、ミネラルウォーターにお好みの果物や野菜、ハーブなどの食材を入れて飲むだけという、今海外で話題の“美容法”です。砂糖や甘味料を一切使わずに、ほんのりとした果物や野菜の甘さとフレーバーがします。水感覚とはいえ、“栄養補給”もできるすぐれもの。果物や野菜の持つ水溶性のビタミン・ミネラルや食物繊維は、つけている間に水に溶けだします。そのビタミン・ミネラルを丸ごと飲むことができます。
水溶性食物繊維は腸の働きを活発にするので、「お腹の中からデトックス」もできるのです。

甘夏で涼しげ「デトックスウォーター」づくり

夏みかんと甘夏の違い

[作り方]
1.果物や野菜、ハーブを容器に入る、適当な大きさに切ります。
2.保存する密閉容器は、熱湯消毒しておきます。
3.食材を容器に入れ、冷たいお水を注ぎます。
4.4~5時間冷蔵庫で寝かせれば完成です。
(写真は甘夏、アプリコット、レモン、ミントを使用)

果物の香りと風味がいっぱいの、「デトックスウォーター」――-これからの季節に、見た目は“涼しげ”に、中身は“たっぷり”と栄養補給してはいかがでしょうか。

甘夏と夏みかんの違い

写真・文:峰 亜美

にんじん・セロリ・りんごの生ジュース、家族みんなでおいしく続けよう!

毎日続けて飲みたい!自家製野菜ジュース

にんじんジュースアレンジ

毎日続けたいけれど、野菜だけのジュースは家族の反応がイマイチで…という方も多いのでは!?そこで果物をプラスした、子どもにも飲みやすく家族で続けられそうな素材の組み合わせをご紹介します。

<材料>(二人分)
にんじん(300g)…ヘタを取り細長く切る
りんご(1/2個)…芯を取り、細長く切る
セロリ(20センチ)…縦2〜3本に切る
レモン(1/2個)…外側の厚い皮と種を取りのぞく

我が家の生ジュースを追求!

にんじんセロリりんごジュースれりぴ

ベースとなる「にんじん」に「セロリ」のほろ苦さをプラス、そして自然な甘みが飲みやすさのポイントとなる「りんご」が加わります。味を引き締めてくれるレモンが入って、栄養面も抜群の組み合わせです。低速ジューサーのスイッチを入れ、少しずつ材料を加えていくと、鮮やかなオレンジ色のジュースができあがり。残った搾かすにはにんじん、セロリ、りんごの繊維がたっぷり!こちらも調理して美味しくいただきたいですね。お子様の年齢や家族のお好みに合わせて、野菜と果物のバランスを変えてみたり、日々試しながら我が家の美味しさを追求してみませんか?

簡単だから毎日続けられる!低速ジューサーのお手入れ

毎日続けたい!その気持ちを後押ししてくれるのがジューサーの優れた機能やお手入れのしやすさ。こちらの低速ジューサーは素材をすり潰すだけあって、本体とスクリュー部分はしっかりとした重みがありますが、その他の部品はどれも軽くて扱いやすい!食洗機OKの部品が多いのも、毎日続けられるうれしいポイントです。

人参ジュースを低速ジューサーで作る方法低速ジューサーのお手入れ

◎使用機種:低速ジューサー(ビタミンサーバー)MJ-L500 Panasonic

セロリの栄養と効能

野菜の保存方法を農家さんにたずねてみる~大量野菜の使い方

農家さんは大量野菜をどう使う?ヤナガワファームの柳川さんに伺いました

野菜の保存方法

野菜がたくさん宅配されてきたとか、たくさん買った方が安いとか、野菜が余っていてどうしようとかありませんか?ヤナガワファームの柳川さんに野菜が大量にあるときどうしたら野菜を有効活用できるのか聞いてみました。

農家さんはお客さんからオーダーをもらって野菜をつくりますが、天候などに左右され、お客さんの希望時期に納品できない際に余ってしまう場合もあるようです。どうしてもおろすところがない場合は雑草のように土にすき込むようです。農家さんによっては、すき込んだ生の野菜が土の中で発酵する際に出すガスが、次に作る野菜に影響するのを懸念する方もいらっしゃるようですが、基本的には畑の肥料と言い聞かせながら、泣く泣くすき込むようです。

それはともあれ、農家さんも自然の恵みなので、大量に野菜がある場合はどうしているのか気になりますよね?農家さんにとっては手元に多くの野菜があることは嬉しい悲鳴ではないのかもしれませんが、聞いてみました。

少しずつ使う場合、野菜の保存方法は?

まず野菜によって保存の仕方は違いますが、基本的な保存方法は
「葉ものは乾燥しないようにする」
「土ものは風通しの良い日陰で保管」
「冷蔵保存する場合は直接冷気をあてないようにする」
濡れた新聞紙にくるんで外で保管する方もいらっしゃいますが、外での夏場の保管は新聞紙にカビが生える可能性が高いので気をつけてくださいね!

また野菜は育てた状態で保存するのが良いとされています。原産地が熱帯や亜熱帯地方の野菜(じゃがいも・玉ねぎ・さつまいも・里いもなど)は外で保管など野菜にあった保存方法で保管しましょう。ただし、さつまいもは秋収穫なので、外だと10度きって霜があたり腐敗の可能性があります。他の野菜もそうですが、気候を見て家の中での保管に切り替えるなど工夫が必要です。

腐らせないように、保存を長持ちさせるとっておきの方法は?

にんじん保存方法

野菜のストックも量によっては限界がありますよね?多い場合におすすめの保存方法は「すりおろす」「ゆでて切る」「葉ものはゆでずに細かく切る」そして冷凍ストックだそうです。たとえば、じゃがいもはすりおろして冷凍ストック。使う時に解凍して、しお・醤油・にんにくなどを入れてそのまま焼いたり、小麦粉をプラスしてつなぎにして焼いたりするとおいしいとのことです。

にんじんはゆでて切ってミックスベジタブルのように冷凍庫で保管。そうするといつでも使えますね!あとはすりおろして冷凍ストック。カレーやソースを作る際に重宝するようです。またすりおろしてジャムに。りんご・レモン汁・砂糖やハチミツなどを加えて、自分だけのオリジナルジャムとしてのストックも良いですよね。味もかえられるので、子ども用には甘さひかえめなど工夫すれば、赤ちゃんの離乳食にも使えます。

大人用のジャムはリンゴがゴロっとしているのもおいしいですよ!

コマツナ、ホウレンソウなどの葉物野菜やカブの葉は、ゆでずに細かく切って冷凍ストック。ゆでずに保管することで、水気をふくんでいないので、バラバラの状態で保管できます。みそ汁の具なんかにも助かりますね。

参考:カブのおすすめの保存方法

私は子どもが小さいので、この保存方法をしておくと、離乳食にも使えてとても便利です。皆さんも野菜という自然の恵みを状態良く食べましょうね!野菜にこめられた農家さんの気持ちを感じながら、野菜を大事にいただきましょう!!

文:松田悠/地域環境学習コーディネーター