にんじんジュースの搾かすをおいしくアレンジ!和風にんじんご飯の作り方

毎日続けたい「にんじんジュース」…だからこそ搾かすもおいしく!

「低速ジューサー」で自家製野菜ジュース生活を送っている方が増えています。なかでも人気なのが「にんじんジュース」。毎朝飲むことを習慣にされている方が多いようです。低速ジューサーは、素材をゆっくりすりつぶしてジュースと搾かすに分けてくれる優れもの。酵素が生きたままのフレッシュなにんじんジュースとともに、繊維いっぱいの搾かすが出てきます。搾かすも上手に体に取り込みたいものです。

にんじん搾りかす

「和風にんじんごはん」の作り方

まずは、基本の「にんじんジュース」をつくります。コップ2杯分のジュースに必要な人参は600グラム!お米2合に、搾かすの1/3量を加えて炊き込みます。

材料(4人分)

米 2合
にんじんジュースの搾かす 1/3量(100g)
油揚げ 1枚
昆布 適量
薄口しょうゆ 大さじ2
白ごま 適量

作り方

あつあげ

1油揚げは熱湯をまわしかけて油抜きし、5ミリ角に切る。

にんじんご飯材料

2米は洗ってザルにあげ、30分ほど置く。

和風にんじんご飯

3鍋に米と水(2カップ)を入れ、にんじんジュースの搾かす、油揚げ、昆布、薄口しょうゆを加えて火にかける。

4沸騰後、弱火で10分炊き、火を止めて20分蒸らす。

にんじんジュースレシピ

5さっくりと混ぜて白ごまをちらす。

季節の素材をいっしょに炊き込んで

鶏肉、ツナ、あさり、牡蠣など旨味のある食材を加えれば、より香り高い炊き込み御飯に。旬の野菜を組み合わせて、季節ごとのにんじんごはんを味わってみませんか?

春・・・たけのこ、グリーンピース、菜の花
夏・・・いんげん、とうもろこし、枝豆、大葉
秋・・・きのこ、里芋、れんこん
冬・・・水菜、小松菜、ごぼう

醤油のことをもっと知ろう!風味を活かすためには?

こんなにある!醤油の種類

私達の食卓で欠かせない調味料、「醤油」。
その醤油の種類、知っていますか?実は5種類もあるのです!流通の9割を占めるのが「濃口醤油」と「淡口醤油」の2種類です。それぞれ特色があり、合う料理があります。他の「再仕込み醤油」「溜醤油」「白醤油」の3種類も合わせてご紹介しますね。

醤油の種類

濃口醤油

一般的な醤油とされていて、地域によっては、「甘露醤油」や「さしみ醤油」と呼ばれています。原料は、大豆、小麦、食塩の3つ。煮物、焼き物、だし、たれなど万能的に色々な料理に使われます。
青魚がよく獲れる江戸では、臭み消しの役割として香りの強い濃口醤油が好まれたといいます。

淡口醤油

濃口醤油と比べて色や香りが抑え気味です。素材の味を生かす炊き合わせ(魚・肉・野菜などの材料を別々に煮て,一つの器に盛り合わせたもの)や、含め煮(野菜・芋・栗などをたっぷりした煮汁で味が染み込むまで柔らかく煮ること)、お吸い物に最適です。
色が薄いせいもあり、一見濃口醤油より塩分が低そうに見えますが、濃口醤油より塩分が1、2割高いです。関西でよく使われる醤油です。
関西ではクセの少ない白身魚が多く獲れたので、淡口醤油が好まれたといいます。

再仕込み醤油

一度出来上がった生醤油に再び麹を入れて2度仕込むことで、濃口醤油と比べて濃厚。流通量は少なく、1%以下。熱を加えることで香りが引き立ちます。甘露煮、さしみ醤油の他、焼肉やステーキ、チャーハンの仕上げにおススメです。

溜醤油

濃口醤油は大豆と小麦の原料比率が1:1に対して、溜醤油はほとんどが大豆です。大豆が多い分、色が濃く、とろ味があってうま味が強く、独特な香りがある醤油です。刺身の漬け醤油や、加熱すると赤みがかったきれいな色が出るので、照り焼き、煎餅、佃煮などの加工用にも使われているそうです。

白醤油

溜醤油とは逆で、小麦を多く使用している琥珀色の透明な醤油です。一般的に加熱処理をしていないので、他と比べて賞味期限が短くなっています。色の淡さと香りを生かした吸い物や茶碗蒸しなどの料理のほか、中華料理、西洋風料など幅広く使われています。

醤油の鮮度を保つには?

醤油は開封した後からすぐに、酸化が始まります。酸素に触れ酸化が始まると、色が濃くなっていきます。また、同時に香りも味も劣化してしまいます。しかし、醤油は塩分を多く含んでいるため、常温でも腐敗しにくい調味料です。常温で2週間、冷蔵庫で1ヶ月ほどで味の変化を感じるようになるといいます。

味の変化を感じるようになっても、すぐに痛んでいるわけではないので、煮物などに使用するといいと思います。醤油の鮮度を下げてしまう「酸化」を防ぐには、「空気に触れる時間を減らす」「直射日光に当てない」「高温になる場所には置かない」ことが大切です。開封後は冷蔵庫に入れると良いでしょう。

開封したばかりの醤油と酸化した醤油

調味料の基本「さ・し・す・せ・そ」の理由

よく、調味料は「さ・し・す・せ・そ」の順番で入れると言われていますよね?その理由をご存知でしょうか。
「さ=砂糖(酒)、し=塩、す=酢、せ=しょうゆ、そ=味噌」のことです。
調味料の分子の大きさが関係しているといわれます。砂糖は分子が大きいため、味が染み込みにくい。そのため、他の分子がまだ入っていない状態の始めに入れることで染み込みやすくします。また、素材を柔らかくしてくれたり、臭みをとったり、酸化・腐敗を防ぐ役割も担っています。

そして「塩」です。塩は、砂糖と反対で素材を引き締める成分があります。そのため、砂糖で素材が柔らかくなった後に入れます。「酢」「醤油」「味噌」は香りや風味を生かすために、仕上げに近いタイミングで入れてあげるとよいとされるのです。ちなみに、砂糖の代わりにみりんを入れる場合、醤油と同じタイミングで入れるのが良いそうです。

ただし一つ例外もあります。魚の煮付けは別です。最初にすべての調味料を煮立たせてから魚を入れることで、味がしっかり染みこみますし、煮崩れもしにくくなります。

調味料の基本さしすせそ

いかがでしたでしょうか?身近な醤油だからこそ、鮮度が良い状態で、料理を美味しくひき立ててもらいたいですね。

ひださとこ

ご飯のお供は「青ネギ味噌」で決まり!

風邪の予防にも効く、青ネギ

だしが決め手の関西のうどんに、刻み青ネギを豪快にのせる。
絶妙な相性がなんとも言えない美味しさで、関西でこんな光景をよく見かける季節になりました。香りが高く上品な味わいの昆布とかつおのだしに、ネギの甘みと辛みが合わされば、体の芯からしみじみ温まります。熱が加わることでほのかに香るネギの香りの成分はアリシン。ビタミンB1の吸収を助け、血行促進、疲労回復、殺菌などさまざまな効果と働きがあります。特に風邪のひき始めには効果を発揮するといわれ、熱い味噌汁にたっぷり加えることで発汗を促し、熱を下げ、頭痛を改善すると言われています。

刻んだネギをたっぷり加えて作るネギ味噌

ネギ味噌の作り方

ネギと味噌の組み合わせは日本人ならご承知の通り。刻んだネギをたっぷり加えて作る「ネギ味噌」は、田楽に塗って焼いたり、ごはんのお供としてのせて豪快に頬張るのも美味しい食べ方です。そこで、今回は田楽風にシイタケの裏側にこんもりのせて食べる「椎茸の青ネギ味噌焼」を紹介します。

ネギ味噌をたっぷり使った、椎茸の青ネギ味噌焼き

ネギ味噌焼きの作り方

椎茸の青ネギ味噌焼き材料

青ネギ 1束分・椎茸 15個
=調味料=
味噌 大さじ3
酒・みりん・砂糖 各大さじ1

ネギ味噌焼き下ごしらえ

椎茸の青ネギ味噌焼きの作り方

1.青ネギは根を切り落とし、端から小口切りにする。椎茸は軸を切り落とす。
2.トースターの網に椎茸の裏側を上に向けて広げる。青ネギと調味料を合わせ、ネギ味噌を作る。
3.椎茸の裏側に均等に味噌をこんもりのせ、トースターでこんがり色がつくまで焼く。

白髪ねぎで料理にアクセント

最後にひと手間かけて!白ネギの白髪ねぎを作って、添えてみました♪

白ネギのみじん切りでも代用できますが、青ネギを使うとより彩りが綺麗で食卓が華やかになります。お好みでゴマを振って、滋養と香りを加えたり、椎茸以外にも厚揚げやふかしたジャガイモにのせて焼くのもおすすめです。寒い季節を風邪をひくことなく、乗り越えられるよう、このレシピを食生活から気をつけていきましょう。

ほうれん草をおひたしに、作り方を再確認!

「おひたし」ってどんな料理!?

ほうれん草を使った料理といえば、やはり上位に入るのは「おひたし」ではないでしょうか。その「おひたし」……どうやって作っていますか?ほうれん草を茹でて、水気を絞ってザクザク切って、お醤油をさっと回しかけていませんか!?

それはそれで手軽に作れて美味しいのですが、おひたしではなく「ほうれん草の醤油がけ」です。おひたしとは、出汁と調味料を合わせた「浸し地」に素材を浸してなじませる料理です。基本のおかずは改めておさらいすることが少ないものです。はじめての方はゆっくりと丁寧に、作り慣れている方はいつもより少しだけ丁寧に、「ほうれん草のおひたし」を作ってみませんか?

「ほうれん草のおひたし」作り方

ほうれん草時短レシピ

隠れたポイントは、「ほうれん草の茹で方」です。茹で加減がほど良いと、茎にはシャキッと心地よい歯ごたえが残り、葉には「浸し地」が含まれ、美味しいおひたしができあがります。

ほうれん草のおひたしの材料

◎ほうれん草 1把
● 出汁 1カップ(200ml・かつお出汁を使用)    
● 薄口しょうゆ 大さじ1
● みりん 大さじ1
◎削り節 適宜

おひたしの作り方

ほうれん草のおひたしレシピ

1.鍋(orフライパン)にたっぷりの湯を沸かす。
2.ほうれん草は洗い、根元は30秒、葉先を入れて10〜20秒茹でる。
3. 冷水に取り、水気を絞り、3〜4センチ幅に切る。
4.【浸し地】鍋に●を入れ、ひと煮立ちさせて冷ます。
5.ほうれん草に浸し地をそそぎ、箸でほぐす。
6.1時間ほどなじませて、器に盛り、削り節を添える。

ほうれん草のおひたしはおもてなしにもおすすめ

ほうれん草おひたし

出汁の香りとともに、旬の野菜の美味しさを味わうおひたし。事前に作り置いてゆっくりと味なじませるため、おもてなしにもぴったりです。菜の花、オクラ、きのこ、春菊など、素材が変わると食感や香りの違いが楽しめ、食卓に季節感もプラスされます。便利な合わせ調味料がたくさん並ぶ今だからこそ、丁寧に出汁を取って仕上げた「おひたし」のほっとする美味しさがきっと喜ばれるはずです。

和食の一品にかかせない白和えとは

白和えってどう読むの

ほうれん草を使った料理の中に「ほうれん草の白和え」というものがあります。白和えという漢字を、どう読むかご存知ですか?しろわえなのか?しらあえなのか?など一瞬どう読むのか迷う時があります。

辞書的には白和えは「しらあえ」と読みます。料理に関する言葉は読めないものもありますが、どんな料理か見ながら、同時に読み方と漢字を覚えると比較的覚えやすいかもしれません。

もう1つ白和えといっしょに覚えておくと便利なのが和え衣という言葉。和え衣は「あえごろも」と読み、和え物をつくるときにかかせない、砂糖、塩、酢、しょう油、味噌などの調味料と、風味の豊かな食材など具材にからまりやすいものを合わせてつくったもので、この和え衣と具材を合わせて、白和えなどの和え物が出来上がります。

白和えとはどんな料理

さて、白和えの読み方がわかったところで、白和えの基本をおさらいしておきます。

白和え

白和えは、白い豆腐や白胡麻などでつくった和え衣と、野菜などの具材を混ぜ合わせることから、白い衣をまとったような甘い味付けの一品となります。具材にはきのこや茹でた野菜、こんにゃくなどを使います。味付けには白胡麻、白味噌、薄口しょう油、だし汁、砂糖やみりん、塩などを使います。

具材は下ごしらえの段階で、人参やこんにゃくなどは食べやすいように短冊に切り、沸騰したお湯で1分ほど茹でてから水気をしっかりと取っておきます。葉物は茹でてから切るようにします。豆腐は茹でることで中の水分が減ります。

豆腐や胡麻は滑らかに仕上げたいので、豆腐は裏ごししたり、すり鉢などで擦るようにします。もし道具がなくても、ボールなどに入れて、丁寧に上から押さえるようにつぶすことで滑らかに仕上げることができます。

我が家では、白和えは砂糖だけで甘みをつけますが、砂糖を減らして、だし汁、白味噌、みりん、塩などで味付けすると、コクや旨味が深まり、おもてなしの1品になります。

白和えは、和えてから時間が経つと水っぽくなりやすいので、具材は下ごしらえをしてから冷蔵庫でスタンバイ。食べる直前にもう一度水気を切り、和え衣と混ぜ合わせるのが美味しく食べるためのポイントです。

和え物ってどんな種類があるの?

ごま和え

白和え以外にも、和食にはいろいろな和え物があります。和え物とはどれぐらいあるのでしょう?ここで、代表的な和え物をすこしご紹介します。

  • 味噌和え:味噌に擦った胡麻を加え、お酒・みりんで味噌をときほぐしたものを、野菜や魚介などに混ぜ合わせます。
  • 胡麻和え:擦った胡麻に醤油と砂糖を加えたものを、野菜や魚介などに混ぜ合わせます。
  • 酢和え:お酢に砂糖を加えたものを、野菜や魚介などに混ぜ合わせます。

その他にも、味噌和え、からし和え、梅肉和え、おろし和え、黄身和え、木の芽和え、うに和え、ミックスした酢味噌和え、からし味噌和え、などがあります。

和え物は、具材と和え衣の組み合わせを変えることで無数に拡がる料理であることがわかります。手軽につくれる和え物もありますので、まずは、野菜と基本の調味料を使って1品つくってみませんか?

簡単!美味しい!!丸ごと玉葱レンジ蒸し

料理は簡単で美味しくが一番

体にいい成分が入っている野菜の代表選手、玉葱。毎日のように何かの料理に入っていて、和洋中問わず様々な料理に使われています。栄養面でも価格面でも積極的に日常の食事に取り入れたい野菜の1つです。ただ、毎日の忙しい中での食事作りで、みじん切りにしたりするのは面倒。そこで、レンジでの簡単調理で美味しく、栄養も損なわない丸ごと玉葱蒸しをご紹介します。

体に良い玉葱の栄養を丸っと食べよう!

一日に摂った方がよい野菜の量は約350gと言われています。サラダ等でその量を食べるのは大変。けれども、玉葱なら大きめのものなら一個約250gもあるので、丸々一個食べられれば充分に野菜を食べられる事になります。ただ、生のままでは玉葱一個食べるのは難しいです。そこで、電子レンジの簡単調理で栄養分も逃さず丸っと玉葱を食べてしまいましょう。

玉葱は血液サラサラ効果やダイエットにも良いとよく言われます。それは、玉葱に多く含まれるポリフェノールの一種のケルセチンや、硫化アリルの効果のためです。玉葱を食べ栄養を摂取する事によって、悪玉コレステロールを減らし、脂肪の吸収を抑え血液をサラサラにし、血流を良くする効果も期待できます。

硫化アリルは加熱して食べるほうが効果が期待出来、生のまま水にさらすとその多くが水に流れ出してしまいます。辛みの少ない新玉葱でも、生の玉葱を水にさらさないで食べるのは辛みが強く食べにくいものです。栄養を余すことなく効率よく簡単に食べるには、丸ごとの玉葱を電子レンジ蒸しにするのがお勧めです。

丸ごと玉葱のレンジ蒸しの作り方

玉ねぎをレンジでチン玉ねぎレンジ

  • 玉葱の上下の部分を切り落とし、皮をむく。
  • 上から三分の二位のところまで、包丁で十字に切り込みを入れる。
  • 深めのお皿に入れ、十字に切った部分にバターを差し込む。
  • ふんわりとラップをかけて、レンジに5分ほどかける。
  • 柔らかくなったら、少量の醬油を回しかけて出来上がり。

玉ねぎ

玉葱が柔らかくなっていなかったら、様子を見ながらもう1~2分レンジにかけます。醤油は多くない方が玉葱の味がして美味しいです。柔らかくなった玉葱を崩しながらバターを絡めて食べましょう。
他にもバターと顆粒コンソメ、バターとポン酢で食べても美味しいです。

色んな味で楽しく美味しく食べよう!

春先にスーパー等に出回る新玉葱でも、普通に売っている玉葱(保存性を上げるために、干して皮の部分が茶色くなったもの)でも、十分に柔らかく美味しくできます。ご紹介した味の他にも色々な味の組合せを試してみるのも楽しいです。例えば、加熱後に明太子のトッピングとか、自分の好きな味を見つけてみましょう。

気候の変動や異常気象で野菜の価格高騰が続く近頃、価格の優等生で栄養の優等生でもある玉葱を、毎日の食卓に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

写真・文 有限会社榎戸園 榎戸芳

小松菜のゆで方~基本編~

食卓の味方、小松菜の旬は冬

小松菜はほうれん草より安いことが多く、わが家では葉物をメニューに入れたい時によく登場します。今やスーパーで見ない日はない小松菜ですが、本来の旬は12~2月と冬なのをご存知でしたか?寒さに強い上、霜が降りた後の方が甘みを増します。

小松菜

そんな小松菜の茹で方を改めておさらいしてみたいと思います。お湯に入れてどれくらいで柔らかくなるのか?シャキッと食べたい人はどれくらい茹でればいいのか?実際に茹でて触感の違いを試してみました。

ゆでる前に小松菜を下処理

美味しい小松菜を選ぶコツですが、まずしなっとしていない元気なものを。葉は厚いもので、色味は綺麗な緑色のものがおススメです。

ゆで方は、はじめに小松菜を洗います。小松菜を洗う時、根元部分が固く閉じていて、中までうまく洗えているか心配なことはありませんか?まず葉を流水で洗い、そのあと根元の部分を茎を数本ずつ開いて根元に向かって流水をかけます。水をためたボウルに根元部分を浸して、少し根元を開いてゆすります。そうすることで、流水だけで落とせない汚れが浮いてきます。

小松菜の洗い方

小松菜のゆで方、コツはお湯につける時間

1.お湯を沸かす

水に対して1%の塩をいれた水を沸騰させます。塩を入れることで、栄養が水に流れるのを防ぐ効果があります

2.小松菜の茎を茹でる

沸騰させたお湯に茎の部分をつけます。5秒たったら葉まで入れて茹でます。

最初に茎を茹でる

3.小松菜の葉を茹でる

ここからはお好みの触感で秒数を変えてください。

小松菜のゆで方

  • シャキッと食べたい方
    小松菜の葉をお湯につけてから5秒で上げて冷水をかけて熱をとってください。
  • シャリっとした感触が苦手な方
    小松菜の葉をお湯につけてから7秒ほど、柔らかく食べたい方は10秒以上がおススメです。

小松菜を茹でるコツ

いかがでしたでしょうか?思っているよりも早く柔らかくなると感じた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、小松菜は傷みやすく1、2日でしおれてきてしまいます。湿らせた新聞紙などで巻いて立てて保管すれば2,3日持たせることができます。それか水で洗った後ペーパータオルなどで水気をとって冷凍保存もできます。食べやすい長さで切っておけば解凍後すぐ使えて便利ですよ。

小松菜のおひたし上手に保存で美味しく長持ち、小松菜の保存方法

天然のマルチサプリと言われる小松菜を食べて、寒い冬を元気に乗り越えましょう!

文・写真 ひださとこ

いろんな大根で「切り干し大根」作ってみました!

切り干し大根、大根の種類で味が変わるのかな?

最近の健康志向ブームで、和食の良さが見直され家庭で作るお惣菜や煮物が紹介されているのをよく見かけます。切り干し大根もその一つ。生の大根より栄養面でも優れている点、保存性、そして調理の手軽さ等々、取り上げられることも多いように思います。そんな切り干し大根は、簡単に作れることから自分で作ってみた方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんは何大根で作りましたか?え?普通の大根よ!と思いますよね。

切り干し大根

大根の品種が違えば、切り干し大根の味も違うのでしょうか?実際に作って、味比べをしてみましょう。

農家のこだわり、何大根?

ベテラン農家のおばさま方とお茶を飲んでいた時に、ある方が「青首大根だと切り干しはうまく作れない」と言っていました。しかし、我が家の義理の母は毎年青首大根で大量の切り干し大根を作って、農協の直売センターで販売しています。

ちなみに、青首大根は国内に流通している大根の90%を占めている最もポピュラーな大根。スーパーなどで見かける上の方が青い、あの大根です。義理母いわく、青首大根の方が味も食感も良い!というのです。そう言われては気になります。そこで、同じように切った大根で、同じように干して切り干し大根の比較をしてみましょう。

大根は部位によって甘さが違う、上手な大根の使い分け。

青首大根、おふくろ大根、辛み大根の3種類で試してみました

まずは基本的な切り干し大根の作り方からおさらいしましょう。

切り干し大根の作り方

  • 切り干し大根にする大根の皮は剥かなくても大丈夫。
  • 千切りにします。千切りはあまり細すぎない方が、煮物等にしたときに美味しいです。
  • 千切りにした大根をザルなどに広げて日に干します。
  • 冬のよく晴れて乾燥しているときならば、3日間ほど干せばカラカラになって完成です。

切り干し大根の作り方切干大根作り方

今回は3日間干して、300gの大根が20gの旨みがギュウと詰まった切り干し大根になりました。見た目は3種類の大根とも同じ出来上がり、味はどうでしょうか?

3種類の切り干し大根でそれぞれ簡単スープを作ってみます。スープカップなどに切り干し大根と水を適量入れて、15分ほどおいて戻してから、切ったベーコンと顆粒コンソメスープの素をほんの少し入れて、レンジでチンすると簡単コンソメスープの出来上がりです。

切り干し大根のスープ

さて、見た目はほぼ同じ、味の違いは?

  • 青首大根:スープは大根の辛みが少し残っていて、大根の風味が好きな方には一番好まれる味です。
  • おふくろ大根:スープは甘みが強く、反対に大根の辛みが少なく子供にも好評でした。
  • 辛み大根:スープはまさに辛み大根!特有の辛みが強く感じられました。

切り干し大根を、冬の楽しみの一つに。

辛み大根で切り干し大根を作ったのは初めてでしたが、思ったよりから辛みが抜けてなくて、ビックリ!生の時からのそれぞれの味の違いが干してもそのままに生かされていて、改めて野菜の面白さを感じました。

切り干し大根はハリハリ漬けに、大根葉はふりかけに

種類や切り方で、色々な切り干し大根を作って味比べ。皆さんも試してみてくださいね。長期間保存する際には、一回分ずつに小分けにして保存袋に入れて、冷凍保存すると色が変わらずに良いでしょう。冬の寒い日に切り干し大根を戻して料理を作る、そんなゆったりとした楽しみをたまには味わってみるのも良いのではないでしょうか。

写真・文 有限会社榎戸園 榎戸 芳

かいわれ大根に含まれる栄養とは!

かいわれ大根とは

かいわれ大根

かいわれ大根は、大根の芽だということはご存知ですが?大根の種から発芽直後の胚軸と子葉を食用とするものです。この発芽直後の胚軸と子葉は、いわゆるスプラウトという発芽食材で、以前ガン細胞に働きかける効果があるということで、ブロッコリースプラウトや豆苗(豆苗)が話題になりましたが、かいわれ大根もそのスプラウトなのです。

知ってるようで知らない、豆苗の栄養素とおいしい食べ方

かいわれ大根の栄養と、期待できる効果のポイントは大きく3つ。

  • ビタミン類ミネラルが豊富
  • つんとくる辛味成分のイソチオシネアートというフィトケミカル
  • 酵素

かいわれ大根に含まれる栄養を知ろう!

<ビタミン類・ミネラル>

特に多く含まれる栄養は、ビタミンKやビタミンC・マグネシウム。リンといったもの。特にビタミンKはとっても豊富です。骨粗しょう症や動脈硬化防止にサプリメントを使用することがありますが、野菜類のビタミンKは吸収されにくいと言われているので、かいわれ大根には期待できません。ビタミンCは、風邪予防など免疫を強くしたり、肉や魚のアルカリ性の臭みなどを消してくれます。

マグネシウムやリンは、健康維持に必要な必須ミネラルです。特にマグネシウムは、カルシウムより不足しがちと言われています。代謝を助け、筋肉の収縮に作用するミネラルで、不足すると食欲不振、筋肉痛が現れます。また、神経の興奮を沈めるときにも体内で消費され、ストレスを感じやすかったり、アルコール量が多かったりする方には大事なミネラルと言えます。リンは細胞膜やDNAなどを構成する大切な成分のひとつです。

<イソチオシネアート>

わさびやマスタードなどにも含まれる辛味成分のことです。例えばポリフェノールやカテキン、フラボノイドなどこれらもフィトケミカルと言われるもので、抗酸化作用が注目されています。体内で発生しすぎた活性酸素を除去したり、殺菌効果なども期待できます。また肝臓で行われる解毒を手伝う作用があり血液をきれいにする肝臓の働きを助けます。このことから、がん予防効果に好ましいと注目されている成分だそうです。

<消化酵素>

かいわれ大根に含まれるのはジアスターゼとオキシターゼなどの消化酵素です。ジアスターゼは胃腸薬などにも使われる成分で、炭水化物の消化を助けてくれます。オキシターゼは、タンパク質の分解を助けてくれます。つまり、ご飯やパスタ、お肉やお魚などとの食べ合わせがよいということになります。大根おろしにも含まれる成分ではありますが、あの大きな大根に育っていくパワーを持っているのがスプラウトに詰まった栄養なのです。酵素は熱に弱いので、かいわれ大根を生食することが大事です。

大根おろしを部位と切り方で食べ比べ!自分好みの味を見つけてみよう

<その他>

その他に注目すべきなのは、メラトニンという体内でも生成されているホルモンのひとつがかいわれ大根にも含まれているということです。夜になって暗くなると分泌されじはじめ、寝る時間にちゃんと眠たくなる機能を果たすホルモンで、安眠のためのサプリメントとしても知られています。ただ、安眠目的のためにかいわれ大根を食べようと思うと、お腹を壊すほど相当な量を食べなくてはいけないので、効果を期待してかいわれ大根を食べるようなことはではないと思いますが、レタスやバナナに次ぐ含有率であることは知っていてもいいと思います。

かいわれ大根は薬味としても活躍?!

このように、かいわれ大根にはたくさんの栄養が含まれていることがわかりました。かいわれ大根以外にも、薬味に使われている、ネギ、生姜、にんにく、大根おろし、ゆず、大葉、ミョウガ、などの香りの強いものには、同じような効果があります。

かいわれ大根単体でたくさん食べることは少なくても、おかずが茶色くなりがちな食卓の時に、少しかいわれ大根を加えることで彩りが良くなります。

卵かけご飯や炊き込みご飯にのせる、たらこパスタに添える、しょうが焼き、お刺身と何気なく添えられているかいわれ大根ですが、メインになるものとの組み合わせを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

大根おろしの辛みは「おろし方」で変わるってホント?

大根おろしは一仕事、楽に美味しくおろしたい

和え物、鍋物、みぞれ煮、また麺ものに…と、たっぷりと使って美味しい大根おろし。添えるだけで、お肉やお魚の脂ののったお料理を「さっぱり」にできますね。とはいえ、おろすのは一仕事。特に量が必要な時は、手が疲れてしまったり、また辛すぎて舌がピリピリしてしまった…なんて経験はありませんか?

大根おろしのコツ

少しでも楽に美味しくおろせたら、大根おろしがもっと好きになりそう。
どうしたら楽におろせるか?
どうしたら甘くおろせるか?
そこで検証してみました!

切りかた、おろし方で違いがでます!

大根を手に持った時、持ちやすい大きさ・太さがやりやすいですねよ。大きすぎると余計な力が肩に腕にかかってしまいます。

切り方として大きく2つにわかれます。

その1:棒切り(縦に大根を3〜4等分に分ける)

大根おろし棒切り

その2:輪切り

大根おろし輪切り

このとき大根は真ん中付近を使うことをおすすめします。下の部分は辛みが強く、上の部分は硬いので。皮の付近に辛み成分が多いので辛さを軽減させたければ皮を少し厚めにむきます

大根は部位によって甘さが違う、上手な大根の使い分け。

おろし方は2通り。

その1:上下におろす

その2:ののじにおろす

大根の辛みは「アリルイソチオシアネート」という成分がおろしたり切ることで、細胞が壊れて生成されます。つまり、この辛みの原因となる成分が出にくいおろし方をすればよいわけです。

大根おろしのおろし方

写真を比べてみます

  • 上左:棒切り・ののじおろし
  • 上右:棒切り・上下おろし
  • 下左:輪切り・ののじおろし
  • 下右:輪切り・上下おろし

ズバリ!結果は…楽して甘くおろせるのは、「棒切り・ののじ」の大根おろしです。

棒切りは手にフィットするサイズに切りやすいです。丸切りだともともとの大根のサイズが手にピッタリあえばよいのですが、大きさはまちまち。こと冬の大根はよく肥えてますので手に余ってしまいます。

そして「上下おろし」より「ののじ」が甘くできました。
ゆっくりと「ののじ」を書くようにおろします。すると繊維がつぶれて汁(水分)に辛み成分が溶けて流れます。水分が多めになりますから水切りをしましょう。

「上下おろし」は繊維を断つので水分も閉じ込められ、辛みが強くでます。辛いのがお好きな方にはおすすめです。

大根おろし

辛み成分はどちらのおろしかたも時間が経つ程に軽減されます。またおろし方で食感もちがいます。「上下おろし」は長い繊維が残り、「ののじおろし」はきめが細かになります。

おろし器具は一般的なのはプラスチック製品でしょうか。器具の違いもあるのでご家庭のおろし器具で「上下おろし」「ののじおろし」で違いを比べてみてくださいね。

意外といいかも。風邪を引いたときに大根おろし。

風邪をひきやすいシーズン。うっかり引いてしまったら薬に+αの昔からの民間療法を。風邪のときの「おばあちゃんの知恵袋」に大根をおろしが大活躍します。免疫力を高めてくれるビタミンC豊富に含まれているからです。また胃腸に良い効果もあり、食欲増進させる効果が期待出来ます。

ビタミンCは、皮と身の間に多く含まれるといといいますので、皮ごとおろす方がおすすめです。辛み成分と同様にビタミンCも時間とともに減少するので食べる直前におろして食べましょう。また加熱するとせっかくのビタミンCは失われてしますので生食がおすすめです。

風邪ひきときの我が家の大根おろしレシピ:納豆大根おろし汁
納豆・ショウガの擂りおろし・梅干し・出汁・味噌、各適量混ぜ合わせておきます。おろしたての大根おろしを汁ごといれます。

土踏まずに大根おろしをはると熱が下がる、そんな知恵袋もありますよ。
「早く良くな〜れ」とおまじないするように大根をおろします。風邪になったら大根1本はあっというまに消費してしまいます。風邪になって慌てるよりも1年を通じて免疫力を高めたいですね。そのためにも予防対策としても大根おろしを日々とりましょう!

文・写真・イラスト/ほしまさみ