「お茶言葉」の深~いお話<後篇>

さて「お茶言葉」の深~いお話、前篇に続いて後篇です。もう少しお付き合いくださいね。

茶碗を投げれば、綿で抱えよ

相手が怒って茶碗を投げてきたら、柔らかい綿で受け止めなさい、というこの言葉。当時の茶碗が高価だったからということではなく、怒っている相手に対して怒りで応じては何もよくなりません、という深い意味を持っています。柔をもって剛を制す、また調和を図るといったところでしょうか。日常生活や仕事上の人間関係にもあてはめられる良い言葉です。私は茶碗を投げられる前に投げてしまうほうなので、まずそこからあらためなければなりません。

目茶苦茶(芽茶苦茶)

お茶の季節

こちらは諸説ありますが、どうやらお茶の作法が由来となっているようです。「芽茶」という茶葉の芽や葉の先端などを集めたお茶(茎茶のように収穫の際に副産物として出るもの)のまろやかな甘い風味を出すためには、ぬるめのお湯で淹れなければならないところ、お茶の知識や経験のない者が熱いお湯で乱暴に淹れてただの苦いお茶にしてしまったことを例えています。目茶苦茶なスケジュール、目茶苦茶な仕様、目茶苦茶な修正依頼・・・どうでしょう、目茶苦茶の由来にふれることで少しは気分が軽くなったような気がしませんか?しませんね。

鬼も十八、番茶も出花

醜い鬼も18歳になれば少しは美しく見える、同じく番茶だろうと淹れたては香りがあり美味しい。少々器量の悪い娘さんでも18歳頃は魅力的に見える、という優しさと大変シビアな現実を表しています。昔の人の鬼像や番茶のレベルにもだいぶ左右されるこちらの言葉ですが、男女ともにたいへんかわいらしい・美しく魅力的な歳頃というものはありますよね。知人はその絶頂を幼少期に迎え、親戚一同から「あんたは伸びなかったわねえ」と言われ続ける人生を歩んでおります。知人というより、私のことです。本当にすみません。

いかがでしたでしょうか。現代のペットボトルなどのお茶のスタイルからは、これらのお茶にまつわる言葉は連想しづらくなってしまいましたが、歴史を学ぶような気持ちで昔のお茶言葉にふれてみるのも面白いかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃんにあらためて聞いてみるのもいいですね。

さつまいもの皮の活用法

さつまいもの皮の活用法

さつまいも

12月に入り、そろそろお正月料理が気になる時期なりました。おせち料理の定番「栗きんとん」は、小さなお子さんからご年配の方まで幅広い層に人気です。ご家庭で手作りされる人も多いのではないでしょうか?「栗」きんとんと言いますが、ほくほくのさつまいもがたっぷりの体に優しい料理なのです。栗きんとんを作る際には、さつまいもの皮はしっかりと厚めにむきます。このむいた後のさつまいもの皮、皆さん、どうしていますか?

実は、実よりも栄養価が高い!?

さつまいもの栄養価と言えば、やはりビタミンC&食物繊維。これはきっと皆さんのイメージ通りですね。そして、意外なのはカルシウム。なんとカルシウムはいも類でNo.1を誇る含有量なのです。実はこの三つの栄養素、なんと実よりも皮の方に多く含まれています。カルシウムにおいては、なんと5倍を超えるそう!

また、あの皮の赤紫色はポリフェノールの色。アンチエイジング効果抜群の抗酸化成分アントシアニンや、脂肪燃焼効果が高くダイエットに効果的なクロロゲン酸も含まれているのです。健康&美容効果を期待できるさつまいもの皮、これは活用しない手はありません。

栄養満点。さつまいもを手軽に美味しく食べるために

さつまいもの栄養を余すことなくいただくためには、皮も美味しく食べるのが一番。さっそくさつまいもの皮を美味しく食べる調理法をお伝えします。さつまいもの皮を美味しく食べるには、せっかくの皮の歯ごたえを楽しむ食べ方がおすすめです。厚めにむいた皮を5ミリほどの幅にカットし、油でさっと炒めます。みりん(砂糖)と醤油で味を整えたら、きんぴらの出来上がり。箸休めにもぴったりの副菜です。冷めても美味しく食べられるので、お弁当に入れるのも良いでしょう。また、玉ねぎや季節の野菜と一緒にさっくりとかき揚げにしても。揚げたてのあつあつをうどんや蕎麦にのせたり、どんぶりにしても美味しく食べられますよ。

さつまいもの優しい甘さはお子さんの普段のおやつにもぴったりです。皮を適当な大きさにカットし、余分な水分を取ってから高温でからりと揚げると、さつまいもの皮チップの出来上がり。塩やごまをふったり、熱々のチップにバター&砂糖を絡めても。ついつい手が伸びる後を引く美味しさは、お酒のお供にもなりそうです。

蒸して美味しいさつまいも

お米の鮮度について考える

お米は野菜です

日本にはお米を中心とした素晴らしい食文化があります。秋の新米シーズンが来ると、どんなお米に出会えるか楽しみですね。おいしいお米は、土や水など様々なこだわりから作られるおいしいお米を選ぶことからはじまります。それでも本当に美味しいお米を食べるために、意外と知らないことがあります。それは、お米も野菜と同じで鮮度がとっても大事、ということ。私たちは、お米と野菜を別の物として考えがちです。でもよく考えてみると、土に植えて育てるのは野菜と一緒、お米も野菜なのです。

お米の鮮度

お米にも鮮度があります

野菜を選ぶ際に、鮮度をすごく気にすると思います。でも、お米を選ぶ時って、鮮度を気にしない人の方が多いと思います。お米も野菜と同じで鮮度がとっても大事なのです。家庭に届く精米をする前のお米は、きちんと温度や湿度を管理されています。一方で通販などでお米を買った際、精米後は鮮度はどんどん落ちていきます。

お米の場合、酸化がはじまり水分がなくなり、次第に乾いていきます。お米農家の方が普段食べている精米直後のお米の含有水分は16%前後です。一方で、流通に流れるお米の含有水分は保管などを考えて14%前後です。更に時間が経てばどんどん水分が失われていくのはお分かりになると思います。そうすると、どれだけおいしいお米も普通のお米になってしまいます。

美味しいお米は農家さんからの直送で

ほんとうに美味しいお米を食べるには、精米したてのお米を農家さんから直接届けてもらうのが一番。理想は、毎月精米したお米を必要な量だけ購入することです。どれ程美味しいお米でも、精米して1ヶ月以上経過すると、水分の抜けた美味しくないお米に変わっているからです。

届いたお米を保存するには、冷蔵庫に入れて10度前後の温度での保管が一番です。米袋やおひつに入れて常温で保存する人が多いですが、これでは水分をわざわざ抜いているようなもの。このひと手間で、うんと美味しいお米を味わうことが出来ます。

あく抜き、下処理なしでたけのこを美味しく食べる

金比羅さんの近くでとれるため「こんぴらたけのこ」

たけのこ生産量が多い香川県。その多くは「金比羅さん*」の近くでとれるため「こんぴらたけのこ」の名で知られています。今年もシーズン到来。2月の終わりから少しずつ小ぶりなものが収穫されています。「掘り立て直送!」初物の「こんぴらたけのこ」をいただきます!
(*金刀比羅宮(ことひらぐう)…香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹の神社)

早堀りたけのこ

▲【早堀りたけのこ】
片手に収まる大きさのたけのこがずらり!
丸みといい、やわらかな産毛といい、手に取るとなんだかとても幸せな気持ちになります。じっと地中で春を待っていたたけのこひとつひとつにエネルギーがぎゅっと詰まっている感じがします。

下処理・あく抜きなしの美味しさ!?

たけのこを切る

▲【掘り立て直送だから…】
茹でずにそのまま味わうことができるのです。今回は「簡単から揚げ」に!
まずは、皮を少しずつ剥がし、くし型に切ります。(ピーク時の大きなたけのこの場合は、穂先をつかうのがおすすめ)

たけのこに下味をつける

▲【下味をつけます】
生のたけのこに少しの醤油をまわしかけ、さっと和えます。

掘り立て直送のたけのこをから揚げに

たけのこに片栗粉をまぶす

▲【片栗粉をまぶします】
ポリ袋に片栗粉を入れ、下味をつけたたけのこを入れてまぶします。

たけのこを揚げる

▲【からりと揚げて…】
フライパンにサラダ油を熱し、表面がカリッとするまで揚げます。

たけのこのから揚げ

▲【できあがり!】
アツアツをほおばると、表面はカリッと、中にはほかほかの香り高いたけのこが!
茹でていないのに、えぐ味がなくてびっくり!

掘ってからの『時間』が勝負のたけのこ。「採れたて直送」だからこそ、下茹で・あく抜きなしの簡単調理で、貴重な美味しさが味わえます。「こんぴらたけのこ」で、まずはそのままのたけのこを味わってみませんか!?

白湯でデトックス!白湯を飲んで、寝る前に体の調子を整えます。

カラダの調子が気になるなら「白湯」がおすすめ

何となくカラダの調子が良くないとか、慢性的なだるさとか、日々カラダの不調を感じているけれど、特に薬を飲むとかお医者様に行くほどでもないという方って結構多いのではないでしょうか。そうした時に少しカラダに良いものを取り入れてみたら、何だか調子が良いかも!って思わぬところから良い方向に体調が整えられるなんてこともあるんです。
そんなアイテムとして今回オススメしたいのが「白湯」です。

白湯はカラダに負担の少ない飲み物

寝る前に白湯を飲む

白湯はカラダに優しい飲み物だと言われています。
なぜかというと、白湯は10分近く沸騰させることで不純物が取り除かれ、お湯が柔らかい状態になるためです。しかも体温に近い温度で飲む白湯は、飲んだ時に胃腸への負担が少なくて済み、胃や腸が水分を吸収しやすくなるというメリットもあるのです。冷たい水は美味しいですが、胃や腸にとっては冷たい分だけ刺激となってしまいます。どうしても冷たい水では吸収するのに時間がかかり、吸収率も下がってしまうのです。
飲んだ水分を効率良く体内に取り込むのには、白湯が最適という訳です。

寝る前の白湯に、デトックス効果がある理由とは?

白湯には寝る前に飲むと、デトックス効果があると言われています。
その理由は、白湯には、不純物がなく、体温に近い状態の白湯を飲むと内臓が温められるから。内臓が温められることにより肝臓や腎臓の働きもスムーズになりますし、胃や腸の消化機能も働きやすくなるのです。

カラダが温まると自然と汗もかきやすくなりますよね?
汗はより目に見えるデトックスで、体内にある余分な水分と老廃物を排出してくれるので、できるだけ積極的にかいた方が良いと言われています。

白湯なら外側からではなく内側から温められるので、ゆっくりじんわりと汗が出て、その状態を長くキープしてくれます。よく外側からカラダを温めて汗をかいても、すぐに冷えてしまって汗がひっこんでしまうことってありますが、白湯なら内側から温められるので、より長い時間汗をかくことが出来るのです。
汗をかくことにより血流が良くなって、体内に溜まっていた慢性的なだるさの原因も老廃物として出てくれるかもしれません。

何となく不調だなぁと感じている方や慢性的なだるさがある方は、日常的に白湯を作って取り入れてみることをオススメします。

伊予柑の可能性無限大!身近な食材で伊予柑をもっとおいしく

伊予柑の美味しい季節

伊予柑の美味しい時期はまさに今!です。露地栽培のものは年末くらいから出始めます。実は柑橘は、品種によって差はありますが、鮮度が良ければ美味しいというわけではなく、特にこの伊予柑に関しては、収穫したての頃は酸味が強く、風通しの良い倉庫で寝かすことで、隠れていた甘味がじっくりじっくり表に出てきて、酸味と甘味のバランスが良くなるのです。外皮の厚い柑橘ほど日持ちが良いので、長く寝かすことが出来ます。約二週間から、長いと一か月くらい置くこともあります。
こうして、年末に始まり、春先まで伊予柑の味を楽しむことが出来ます。

伊予柑

ご家庭でも、美味しい柑橘だけどちょっと酸っぱい…。などという時には、みかん同士があまり重ならないように気をつけて、風通しの良い涼しいところで暫く置いてみて下さい。置けば置く程、甘味が増してきますよ!

伊予柑の可能性無限大!!

具体的なレシピはまた少しずつご紹介して行きたいと思いますが、意外と何でも合う伊予柑の可能性をここでざっくりご紹介したいと思います。

*チョコレート
皮が勿体ないので、私は時間があればピールを作ります。(レシピ後日ご紹介します!)このピール、グラニュー糖やきび砂糖などをコーティングするのが一般的ですが、ビターチョコレートをコーティングすると絶妙に美味しいです!
ピールだけでなく、薄皮を剥いた実にチョコをコーティングしても最高に美味しい大人のおやつになります。なんと、洋酒や泡盛のおつまみにも…。ぜひお試しください!
→ 捨てるとこナシ!絶品伊予柑ピール

*お酢
サラダやマリネなどに添えると爽やかな香りとジューシーさで幸福度UP間違いなしです!!
剥いた実をトッピングしても良いですし、果汁をドレッシングに使っても良し。甘さよりも酸味とほろ苦みが強く主張する伊予柑ならではの使い方。市販のドレッシングに追加してみれば、それだけでオリジナルドレッシングのできあがり!
→ 伊予柑でポン酢をつくる

*泡盛
もう言うことありません。
果汁を泡盛にたっぷり注いで下さい。泡盛の独特な香りと伊予柑の爽やかさ、絶妙に合います。
お酒好きの方、ぜひ一度お試し下さい!

*クリームチーズ(マスカルポーネだとなお良し!)
クラッカーに伊予柑の剥き実とチーズを乗せるだけ。ちょっぴり蜂蜜などもトッピングすると良いかもしれません。お洒落な洋酒のおつまみにいかがでしょう?

…ここまでで一旦やめておきます。キリがありません…。
是非皆さんも、オリジナルの伊予柑レシピを考えてみて下さい!

伊予柑を剥くのに便利なグッズ紹介!

厚めの皮を持つ伊予柑を剥く際に便利な料理器具が「夏みかんカッター」。

夏みかんカッター

パカッとワニの口のように開くと、蓋になっている上側の先っちょに小さなツノが。これで厚い外皮を剥きます。下の容器の溝には小さなカッターが付いていて、房の上側の部分(よく、剥けないと皆さんが歯でガジガジ切るところです笑)をシュッと滑らせると見事!じょうのう(薄皮)がスパッと開きます。あとは手で薄皮を剥がすだけ。この作業が何とも楽しくて、ついつい伊予柑を剥きすぎてしまうところが難点ですね。夏みかんカッターのせいで伊予柑を注文しすぎて家計が苦しいとクレームが来た事があります…。ご注意を(笑)

さつまいもを食べると老化防止に効果がある理由

老化を防止してくれる食材「さつまいも」

さつまいもを食べて老化防止

いつまでも若くて美しく健康でいられたら・・・それは誰しもが思うことですよね。そのためには、とにかく身体を老化させないようにすることが大切です。老化を防止するには、毎日の食生活に気を配ることがとても重要になってきます。老化防止の味方になってくれる食材は色々ありますが、その中で今回ご紹介したいのが「さつまいも」。

さつまいもというと身近な食材過ぎて、老化防止になるの?と思われるかもしれませんが、さつまいもは老化防止に良い成分がバランス良く含まれている、老化防止にはうってつけの食材なんです。

蒸して美味しいさつまいも

さつまいもに含まれている栄養成分とは?

まず、さつまいもにはビタミンCが含まれています。ビタミンCはシミそばかすを防いで、綺麗なお肌を作ってくれるので、お肌の老化防止には欠かせない成分です。
ただビタミンCは熱に弱いので、加熱した食材からは摂取しにくいという弱点があります。でもさつまいもの場合は別。さつまいもに含まれているビタミンCは、一緒に含まれているでんぷんにより守られているので、加熱しても壊れにくいという特徴があるのです。

その他にも、さつまいもには食物繊維も多く含まれています。さつまいもの食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、体内にある老廃物を吸収して外に出す効果があると言われています。体内に老廃物が溜まり、腸内環境が悪くなってくると、肌がくすんだり、荒れたり、体調があまり良くない状態になってしまうことも。老廃物はきちんと外に出さないと、老化を進める原因になってしまうのです。さつまいもを1本食べたら3グラムの食物繊維が摂取できると言われているので、腸内環境を改善し老化を防止する意味で、さつまいもの食物繊維は積極的に摂りたい成分なのです。

老化防止に役立つとされるポリフェノールも含まれています

次にさつまいもに含まれている栄養素で注目したいのが、クロロゲン酸という成分です。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、活性酸素を除去してくれる働きがあります。活性酸素は身体の細胞を老化させて、さびさせてしまう原因になるので、きちんと除去していかないといけません。そこで味方になってくれるのがさつまいもに含まれるクロロゲン酸という訳です。クロロゲン酸はさつまいもの皮の辺りに多く含まれているので、できれば皮も残さず食べるとより効果的です。
いかがでしたか?
身近な食材のさつまいもに、こんな老化防止効果があったなんて驚きですよね。手に入れやすい食材ですから、ぜひ老化防止のために積極的に食生活に取り入れてみてください。

たけのこって栄養が無い?たけのこの栄養と効能

たけのこって栄養が無い?

たけのこ効能

四季それぞれに旬を迎える食材があり、移り変わりを楽しめるのが日本のよいところですね。
寒い冬の間に溜め込んだエネルギーを凝縮させて一斉に芽吹く山菜類は、春の訪れをその香りで私たちに知らせてくれます。たけのこもその代表的な野菜のひとつ。コリコリとした歯ごたえ、さわやかな香りは私たちの体を冬の眠りから覚ましてくれるようです。家族で一緒に下ごしらえをして、美味しく味わいたいですね

ところがかつて、栄養学的には注目に値するものはなく、香りや歯ごたえを楽しむだけの食材という扱いをされていた時期がありました。他の野菜に比べると、カロリーが低くビタミン類も少ないのでそう考えられていたのです。

含まれる栄養素

たけのこに含まれる栄養素で注目すべきは、なんといっても食物繊維です。食物繊維は消化吸収できないため定義としては「栄養素」には当たらないのですが、現代では炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に続く「第6の栄養素」として摂取基準を設けられています。また、ミネラルではカリウムが豊富に含まれています。

他にも、たけのこに特徴的な成分として、チロシンがあります。アミノ酸の一種なのですが、水煮したものを冷やすと節の隙間などにつく白い粒状のものが、チロシンです。大事な成分ですので、取り除かずに調理してくださいね。

食物繊維やカリウム・・たけのこの効能

さて、たけのこを食べるとどんないいことがあるのでしょうか?
まず食物繊維は、美容の強い味方です。歯ごたえがあり満腹感が得られるので過食の予防になります。便秘解消や大腸がんの予防、血糖値上昇の抑制、コレステロールの吸収を妨げ体外に排出する働きがあるので成人病の予防も期待できます。カリウムは身体の水分バランスを整えナトリウムを排出するので高血圧の予防、むくみの解消に効果的です。チロシンは、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料になります。ドーパミンは脳を活性化させ、やる気や目標を達成した時の満足感、興奮などを作り出します。ドーパミンが不足するとやる気や集中力が低下すると言われています。

春になると進学や就職などで新しい環境での生活が始まる方も多いのではないでしょうか。早くなじもうと焦りつつも、やる気が起きない、元気が出ない、仕事や勉強に集中できない…そんな「五月病」にはたけのこごはんがおすすめです。チロシンは脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖と組み合わせるとより効率よく吸収することができます。たけのこごはんは実に理にかなった料理でもあります。
たけのこと五月病…時期的にも重なるこの巡りあわせは、日本の自然がくれた贈り物かもしれませんね。

身体を内側から保湿してくれる、白湯の嬉しい効果

白湯とはどんなもの?

最近美容情報誌などで目にする機会も増えてきた“白湯”。
でも白湯と聞いてもどんなものなのかすぐにピンとくる方はそう多くはないかもしれません。

白湯というのは簡単に言うとお湯のことで、一度沸かしたお湯を飲みごろの温度まで冷ましたものです。それだけ聞いたら「なんだお湯のことか、ふーん…。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのただ沸騰させて作った白湯には、美容と健康に嬉しい効果があると言われているんです。

身体を内側から保湿してくれるなど、嬉しい効果が!

白湯の飲み方

人間は内臓の温度が1度上がると基礎代謝が10%~12%上がると言われています。冷たい物ばかり飲んでいると内臓の温度が低くなってしまうので、それだけ基礎代謝が落ちている状態が続くことになってしまいます。内臓の働きを活発にするためには、温度を上げることが大切です。それを解消するのに効果的なのが、白湯という訳です。

基礎代謝が上がるとそれだけ体内の脂肪分が燃焼しやすくなるので、太りにくい身体を作ってくれます。それから身体が温まると血流が良くなるので、基礎代謝が上がる効果と相まって体内の老廃物が外に出やすくなり、余計な水分が溜まってしまうことで起こるむくみや便秘を解消するというデトックス効果も期待できるのです。

老廃物が外に出ると身体はクリーンな状態になりますから、摂取した栄養や水分が体内の適切な場所に届きやすくなり、身体に良い形で影響を与えてくれるようになります。体内に必要な水分量も安定しやすくなるので、むくまずに身体を潤わせることができ、お肌の保湿を内側からしてくれるという作用も。乾燥肌の改善にも白湯は効果的なんです。

白湯の効果を発揮できる飲み方とは

白湯を飲むタイミングはいつでも構いませんが、より効果を発揮できるのは身体が乾きを感じるような時です。
例えば朝起きた時に1杯の白湯を飲むと、寝ている間の発汗で乾いた身体にすーっと染み込んでいき、身体を潤すと同時に温かい白湯が血流を良くしてくれるので、寝ていた身体を優しく起こしてくれます。1日の始まりに白湯を飲めば、代謝を上げるエンジンも作動してくれます。

それ以外にもお風呂上りに飲めば、水分補給と湯冷め防止を身体の内側からもできますし、お食事中に飲む物を白湯に変えると、摂取した余分な脂肪分を燃焼しやすくする作用もあります。

いかがでしたか?
白湯にこんなにたくさん嬉しい効果があったなんて、少し驚きですよね。美容にも健康にも良い白湯。まだ試したことがない方は、ぜひ試してみることをオススメします

楽しくつくりましょ「ごぼうのささがき」

ごぼうの切り方、包丁?ピューラー?どっちを使いますか?

きんぴらごぼうや、サラダ、かき揚げ…
奇麗な「ごぼうのささがき」は、歯ごたえも気持ちよく、料理の美味しさをアップしてくれます。みなさんは包丁で作りますか?それともピューラーでしょうか?2つのやり方を比べてみました。

ごぼうのささがき

1.ごぼうを洗う
意外と迷う方いませんか?ごぼうをどこまで洗ったらいいのか。白くなるまで洗うと、風味が無くなってしまいますのでご注意ください。ごぼうは皮に旨味があるので、たわしで(または包丁の背で)泥を落とすだけにして洗いすぎないでくださいね。

2.ごぼうのささがきを作ります
包丁かピューラーで作ります。どちらもごぼうに縦の切り込みを長さ10㎝くらい入れます。たくさん入れるほど(6〜7回)細いささがきができます。

包丁… 包丁を寝かせるようにして持ち、ごぼうを左右に転がします。

ごぼうの切り方

ピーラー… ピーラーを動かして、ごぼうを左右に転がします。

ごぼうのむき方

水をはったボウルの中に落とします。鉛筆みたいに先端がとがるように削ります。切り込みが無くなったらまた入れて、最後まで、すすめます。

3.アク抜きをする
切ったらすぐにアクが回って真っ黒になるので、水にいれましょう。長くつけていると風味が無くなってしまいます。栄養も逃げてしまいます!5分以上さらさないようにし、ザルにあげて、なるべく早く調理しましょう。ごぼう料理はそのままの色でいいものばかり。蓮根のように酢水につけて、白くしなくても大丈夫です。

ごぼうのささがき、仕上がり感に違いがでました

「包丁」の場合は、厚さ大きさが一定にならないので、歯ごたえの違い(アクセント)が生まれます。「ピューラー」は、均等の厚さ同じ大きさで出来ます。そして早くできます。

ゴボウのささがき

▲向かって左がピューラー、右が包丁

ごぼう

▲向かって右が縦に切り込みを入れなかったものです。笹の形のようになりませんね。
手早くサクサク!と「ささがき」が出来ると嬉しいですね!

カラダよろこぶ「デトックスごぼう鍋」

食物繊維豊富なごぼうは体内の脂肪を排出し、さらに腸の中をきれいにしてくれるそうです。「お腹の中からキレイになる」ことを期待して作ります!

材料
ごぼう2本→ささがきにする(やや厚めに)
鶏骨つきぶつ切り肉300g
せり1束→ざく切り
はくさい1/4個→葉と芯を分けて切る
ブラウンえのき1袋
ねぎの青い部分1本分
生姜薄切り5㎝くらいのスライスを2〜3枚
鶏ガラスープのもと小さじ2杯くらい
酒1/2カップ
塩、こしょう適量
水(あれば、米のとぎ汁)6カップ
山芋適量→皮を剥いてすりおろす

作り方
1.鍋に鶏肉、ねぎの葉、生姜、鶏ガラスープのもと、
酒、水(または米のとぎ汁)を入れて煮立たせる。
2.煮立ったらアクをすくう。
3.弱火でコトコト鶏が柔らかくなるまで煮る。塩、こしょういれる。
4.白菜の芯、ごぼうをいれる。
5.再び煮汁が沸いたら山芋以外の他の野菜を入れる。
6.各自、器によそってまず食べる。好みで山芋をかけて食べる。
(しっかりした山芋は、具をくるむように食べられる)

牛蒡のささがき

ごぼうの風味とせりの爽やかさ…具材が渾然一体と成って作り出す美味しさ。鍋の醍醐味であります。この冬、お鍋でもごぼうの美味しさを、味わってみてはいかがでしょうか?